プレスリリース 2020/04/07 東京スカイツリー実験「18桁精度の可搬型光格子時計の開発に世界で初めて成功」

東大、理研、国土地理院、株式会社 島津製作所、東武タワースカイツリー 株式会社、JSTとの共同でのプレスリリースを行いました。
「18桁精度の可搬型光格子時計の開発に世界で初めて成功」
~東京スカイツリーで一般相対性理論を検証~

【概要】
18桁の精度をもつ2台の可搬型光格子時計の開発に世界で初めて成功しました。この2台の光格子時計を用い、スカイツリーの上下で重力赤方偏移の高精度観測を行い、地上での一般相対性理論の検証に成功しました。

【論文】
Masao Takamoto, Ichiro Ushijima, Noriaki Ohmae, Toshihiro Yahagi, Kensuke Kokado, Hisaaki Shinkai & Hidetoshi Katori, Test of General Relativity by a Pair of Transportable Optical Lattice Clocks, Nature Photonics (2020).