香取 秀俊
香取 秀俊
略歴
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東京大学
大学院工学系研究科 物理工学専攻 教授
理化学研究所
香取量子計測研究室 主任研究員/
光量子工学研究センター時空間エンジニアリング研究チーム チームリーダー
日本学士院
第2部(自然科学部門) 第4分科(理学) 会員
生年月日 1964年9月27日
E-mail katori(at)amo.t.u-tokyo.ac.jp
60秒でわかる?光格子時計で、日常に現れる相対論の世界を可視化する
新しい時間をつくる(精密工学会誌, Vol.80, No.1 (2014))
イーサクロック ―どこでも光格子時計― (電子情報通信学会, Vol.100,No.11 (2017))
学歴
出身高校 | 土浦第一高等学校 |
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1988年4月 | 東京大学大学院工学系研究科物理工学専攻 修士課程入学 |
1990年3月 | 東京大学大学院工学系研究科物理工学専攻 修士課程修了 |
1991年7月 | 東京大学大学院工学系研究科物理工学専攻 博士課程中途退学 |
1994年10月 | 東京大学大学院 論文博士(工学) |
職歴
1991年8月 | 東京大学工学部・教務職員 |
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1994年4月 | 東京大学工学部・助手 |
1994年10月 | 東京大学大学院 論文博士(工学) 取得 |
1994年9月 | ドイツ、マックスプランク量子光学研究所・客員研究員 |
1997年3月 | 東京大学工学部・助手退職 |
1997年3月 | 科学技術振興事業団・戦略的創造研究推進事業 研究員 |
1997年10月 | 科学技術振興事業団 五神協同励起プロジェクト・基礎グループリーダー |
1999年4月 | 東京大学工学部附属総合試験所 協調工学部門・助教授 |
2002年10月 | 科学技術振興事業団・さきがけ研究・研究員兼務 |
2005年4月 | 東京大学大学院工学系研究科 物理工学専攻・助教授 |
2005年10月 | 科学技術振興機構・戦略的創造研究推進事業・研究代表者 |
2010年5月 | 東京大学大学院工学系研究科 物理工学専攻・教授、現在に至る |
2010年10月 | 科学技術振興機構・戦略的創造研究推進事業・ERATO香取創造時空間プロジェクト研究総括(2016年3月まで) |
2011年4月 | 独立行政法人理化学研究所・基幹研究所・香取量子計測研究室・招聘主任研究員 |
2014年4月 | 独立行政法人理化学研究所・香取量子計測研究室・招聘主任研究員/同研究所・光量子工学研究領域・エクストリームフォトニクス研究グループ・時空間エンジニアリング研究チーム(現:同研究所光量子工学研究センター・時空間エンジニアリング研究チーム)チームリーダー、現在に至る。 |
2014年4月 | チュービンゲン大学(ドイツ)Distinguished Guest Professorに招聘、2022年まで。 |
2018年11月 | 国立研究開発法人科学技術振興機構・未来社会創造事業・大規模プロジェクト「クラウド光格子時計による時空間情報基盤の構築」プログラムマネージャー、現在に至る。 |
2023年12月 | 日本学士院会員、現在に至る |
受賞歴
国際学術賞
2022年 | The Honda Prize 2022, “Invention of an optical lattice clock that only loses one second in 30 billion years” |
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2021年 | Breakthrough Prize in Fundamental Physics |
2020年 | The Micius Quantum Prize 2020 |
2011年 | The Philipp Franz von Siebold Prize 2011 |
2008年 | 2008 RABI AWARD, “For outstanding contributions to the invention and development of an optical lattice clock” |
2005年 | Julius Springer Prize for Applied Physics, “For his pioneering work on ultrahigh precision optical clocks and its enormous impact on basic research as well as on a great variety of applications” |
2005年 | European Time and Frequency Award, “For a brilliant break-through in the field of optical frequency standards” |
国内学術賞
2020年 | 第90回服部報公会「90周年特別賞」 |
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2017年 | 第14回江崎玲於奈賞、「光格子時計の考案、実証および高精度化」(11月21日) |
2015年 | 第16回応用物理学会業績賞(研究業績)、「光格子時計の先駆的研究」(2月1日) |
2015年 | 日本学士院賞、「光格子時計の発明とその開発」(3月13日) |
2014年 | 秋の紫綬褒章、「量子エレクトロニクス研究の功績」(11月3日) |
2013年 | 2013年度 仁科記念賞、「光格子時計の発明」(11月7日) |
2013年 | 第54回藤原賞、「光格子時計の発明と実現による高精度原子時計技術の開発」(5月26日) |
2013年 | 第53回(2012年度)東レ科学技術賞、「光格子時計の発明と原子時計の超高精度化」(3月14日) |
2012年 | 2011年度 朝日賞(1月1日) |
2011年 | 科学技術分野の文部科学大臣表彰・科学技術賞・研究部門、「光格子時計の研究」(4月20日) |
2011年 | 第12回光・量子エレクトロニクス業績賞(宅間宏賞)、香取秀俊・高本将男、「光格子時計の開拓」(3月) |
2010年 | 第42回 市村学術賞・特別賞、「光格子時計の提案・実証による新たな原子時計手法の確立」(4月) |
2006年 | 第20回 日本IBM科学賞、「超高精度原子時計を実現する「光格子時計」の開発」 |
2006年 | 丸文学術特別賞、「「光格子時計」手法による超高精度原子時計の実現」 |
2005年 | 第1回日本学術振興会賞、「光格子を用いた超高精度・原子時計の開発」(3月) |
2001年 | 丸文研究奨励賞、「アルカリ土類原子の極低温・高密度レーザー冷却法の開発」 |
所属学会
一般社団法人日本物理学会、公益社団法人応用物理学会、一般社団法人レーザー学会、つくばサイエンスアカデミー、日本工業アカデミー、一般社団法人量子ICTフォーラム、American Physical Society(APS)